品 黄金キウイ 幸夜香
幸夜香は、キウイフルーツの概念を覆すほどの大きな果実で、大きければ大きいほどおいしいとされる。安定した収量を確保するのに約10年を要し、品種改良の試行錯誤が繰り返された結果、一般的なキウイフルーツは糖度10度前後に対し、幸夜香は約2倍の糖度20度前後となる。大きさのインパクトと食べたら幸せになれる味は、大切な方への贈り物に引っ張りだこだ。
人 鈴木 博志|鈴木博志梨園
キウイ界のトップランナーとして、トップブランド“幸夜香”とともに業界を牽引し続ける。幸夜香はつぼみの数が多く、摘むのも手間がかかり、花を受粉させるのも一週間と短い間が勝負のため作業はとても大変だ。交配で果実の形が左右されるので、仕事はハードで細かさが求められる。それをなんなくこなせるのは、匠の技である。
志 一人でも多くの方に
果物の中で栄養価が高く、さらにおいしさも兼ね備えている黄金キウイは、一度食べた人は遠くからもキウイを目当てに訪れてくれる。そして食べた人が別の人に贈り、またその人がファンになりとキウイが人と人とのつながりを作っている。現状ですでに生産が追いつかないほどの人気であるが、一人でも多くの方に幸夜香の魅力を知ってもらおうと努めている。
拘 イメージを形に
キウイ作りもさることながら、贈答用のパッケージにも鈴木さん自ら気を使う。手に取るお客様のことを考えながら、自分のイメージを形にするために何度も手直しを加え、箱書きの書は自身が筆をとり気持ちを込めた。贈る側も、贈られた側も互いに喜んでもらいたいと願う一心だ。その思いは、品物を通して全国のお客様のもとへと届く。