いちご大福

発売当初は茨城県産のいちごを使用していたが、15年ほど前より地元の香取市産、しかも店舗の近所で栽培されたいちごを使い続けている。信頼できるいちご農家さんがいるからこそできる商品。
旬のいちごを詰め込んだ大福は、12月から5月の初めころまでの期間しか手に入れられないので、その時期を大人も子供も心待ちにしている。

松澤 富美夫|和菓子の里 むさしや

明治から続く老舗和菓子店の4代目。
「サラリーマンにはならないと思っていた」と語る松澤さんは、菓子専門学校、都内での修行後に帰郷し、菓子を作るようになって今に至るまで40年が経つ。
千葉県技能士会連合会主催の技能祭で、知事賞を獲得するほか多くの受賞歴を持つ。

作りたいものを作る

溢れ出す発想をいかに具現化するか、それには時間が足りていない。頭の中にアイディアはたくさんあるのに、日々商品を手作りしているため、なかなか手が回らないでいる。しかしそんな中でも、自分の作りたいものを作れている実感はある。これからも時間の許す限り試作を重ね、一つ一つの考えを作り上げていく。

機械にまねできない、手作りのもの

一般的ないちご大福と言えばつぶあんだが、いちごとの相性を考え、当時はあまりなかった白あん×いちごの組み合わせを採用。白あんといちごを最後まで一緒に食べられるよう、いちごに薄く均一にあんを纏っている。いちごの他に、ナガノパープル、パイナップル、みかん、メロンのフルーツ大福があるが、具材との相性によって、白あんに果汁を練りこむことで味の調和を生んでいる。

ちば香取のすぐれものは
香取市内の道の駅にてご購入いただけます。