
品 レンコン
芋のような甘みを持ち、アクの少ないレンコン。7月、8月の新物の時期はみずみずしくシャキッとした歯ざわりを楽しめ、冬はデンプンを貯めてホクホクと甘くなったものを楽しめる。シンプルな味付けで十分おいしく、アク抜きの必要が無いので手軽に調理できるのが嬉しい。減農薬・無漂白なのでどなたにも安心して食べてもらえる。

人 松原 歩久斗 松原 映子|松原レンコンファーム
奥様の実家にUターン移住。脱サラをして田んぼを受け継ぎ、稲作からレンコンへ転作し農業に従事する。農家への転身の決め手は、「田んぼで食べたおにぎりがおいしかった」から。移住前に静岡でレンコン栽培を修行し、香取市へ移ってからも2年ほどの修行を経て独立。レンコン作りを通し、自然と向き合う人間らしい生活を実践する。

志 やさしさの循環
自分たちが子育て世代ということもあり、子供たちの未来を見据えた社会活動をし、ともに成長していきたいと考える。特に、全国に設置されているこども食堂に向けて、採れたてのレンコンを無償提供している。食育、栄養、食べる喜び、誰かと関わる場所作りをレンコンから。人と人の結びつきをやさしさで循環させたい。

拘 キホンのキは土づくり
土づくりに気を使うことで、結果として、味、品質、収量につながる。きちんと発酵が完熟した自家製の米ぬかの堆肥を使うことで、堆肥の中の真菌が抗生剤の役割となり農薬を減らすことになる。また、栄養分であるリン酸が流れやすい砂地というデメリットは、土に栄養が保たれない代わりに、レンコンに吸収されやすいという強みになっている。
