クラフトビール

ビールは、水、酵母、ホップ、麦の掛け合わせで生まれるが、その組み合わせは無限通りの可能性があっておもしろい。同じ品物を作る場合でも、その時々の季節に合ったレシピに変え最適なものを作り上げている。耕作放棄地を利用して原材料を生産し、副原料には地元の素材を活用して、とことん香取市産になるよう努めている。

小林 和馬|かけわ株式会社

大学卒業後、6年間営業の仕事をしたのち、クラフトビールを作りたいという気持ちを胸に、ワーキングホリデーでカナダに1年、オーストラリアで2年、クラフトビアバーで働く。帰国後、家業の工場を活用できないかと考えていた中、偶然現在の会社と出会うことになる。レシピ作りから製造まで一貫して一人で行うブルーマスター。

地元の人に喜んでもらえるものを

多彩な要素を持つビールを作りたい気持ちとは裏腹に、マイクロブルワリーゆえに難しい面もある。一人で作るため同一な品ばかりにならないよう、全国の醸造家同士のコミュニティを使い、経験値の集合を活かしている。香取市の要素を取り入れた、地元の人にとって作っても飲んでも喜んでもらえるものを生産していきたい。

商品にはストーリーがある

地ビールは差別化を図るため、往々にしてクセの強いものができあがることが多い。そのため、敬遠しがちな方も出てきてしまう。そうなってしまわないよう、この場所で作ることの意味にこだわりながら独りよがりではなく、ビール通にもそうでない方にも好まれる、バランスの取れた飲みやすいビールを手掛けていく。

ちば香取のすぐれものは
香取市内の道の駅にてご購入いただけます。