超特選本醸造こいくち醤油 香取

年間の仕込み量が限られているため、売り切れ御免の逸品。毎年 3 月ごろに仕込みを始め、販売にいたるのは 1 年後という希少な醤油だ。
丸大豆「フクユタカ」、小麦「さとのそら」はともに香取市で収穫されたものを使用し、厳選された純国産原料と伝統製法により生まれた超特選の名前にふさわしい醤油。商品名の書は、香取神宮宮司(前宮司 高橋氏)によるもので、同商品は香取神宮に奉納されている。

佐々木優大|ちば醤油株式会社 醸造部部長

父が日本酒を好きだったことから、発酵・醸造に興味を持つ。大学で微生物を学び、調味料を研究する研究室に入ったことから、醤油を学ぶことになる。
日々刻々と変わる微生物の管理、醸造の世界は、1、2 年では掴むことはできない。生き物を相手にした作業は、毎日見て、関わっていても、一生磨き続ける感覚だという。

独自のブランド性を生み出す

醤油は日本人の食文化において、切っても切れない存在である。そのため、世の中に醤油の種類はごまんとあり、その中において、どれだけ際立ったものをつくれるかが勝負となる。ちば醤油は創業 170 年に迫る現在にあっても、伝統を守りながらいつの時代もおいしいものを生み出そうとしている、いわばベンチャー企業なのである。。

厳選された香取市産の原料

会長の強い意向により、拘り抜いた商品を世に出したいということから開発された。一般的な醤油の醸造期間は半年なのに対し、「香取」はゆっくりと醸造するため商品となるには 1 年の歳月を要する。肥沃な香取の大地で育った丸大豆を使用することで、まろやかで深みのある味が実現した。刺身や豆腐に合うのはもちろんのこと、薫り高くしっかりとした味は、煮物など幅広く使える。

ちば香取のすぐれものは
香取市内の道の駅にてご購入いただけます。