芋ぺちーの

見た目のインパクト、映えること間違いなしのビジュアルに、多くの人はカメラを向けずにはいられない。
開発のきっかけは、小野川沿いを道行く人が手にしていた飲み物。江戸情緒あふれる町並みには浮いて見えた。この景観に合ったドリンク、さらには、小腹が満たせる軽食的なものというコンセプトから生まれた“飲む焼き芋”という、これまでにないキャッチフレーズの飲み物は、発売以来不動の人気を博している。

篠塚佳典|(株)芝山農園

視点を変える、頭をひねる、シンプルに。旬のものを加工して、年間を通して美味しいものを安定供給することで、野菜を作るだけが農家じゃない、ということを教えてくれる。商品の美味しさを、きちんと科学的に実験や研究をして裏付けしている。その誠実さが信頼につながっている。
産業と技術力を結ぶことが町の活性化につながると話し、いろいろな地元企業とのコラボレーションを実現している。

思いは残る

100 年後を考えたとき、自分はいなくても思いは残せる。
「孫が、おじいちゃんのお店だ、おじいちゃんが作ったものだ、と自慢できるじゃない。」
未来を語るとき、とても楽しそうに見える。いつも先を見据え、今を考えているその姿は、次の世代に必ず伝わっていくのを感じさせる強さがある。

若者に伝える意味

芋ぺちーのは、学生や若者に飲んでもらうことに意味があるという。地元の特産品を知るきっかけになること、地域産品を使った商品開発が事業になるというのを知ってもらうこと。そして商品を通じて、1000 人中 1 人でも何か事業なり行動をおこしてみようと思ってくれればいい。それが、次世代の地元産業を支える人材発掘につながるのだ。

ちば香取のすぐれものは
香取市内の道の駅にてご購入いただけます。