のんべぇそーせーじ

すべてを「香取市産」にこだわり製造。まぁずファームで栽培されたパクチーや玉ねぎを使用し、味の決め手となる豚肉は、大権農場で育てられた豚を使い、加工は権兵弥のハムで行っている。
その名の通り、ウイスキーなどのお酒によく合う、大人が楽しめるクセのある商品だ。季節により配合される野菜が変わり、旬に合わせた限定の味があるなど一年を通して飽きさせない工夫がされている。

斎藤勝|まぁずファーム

元香取市職員。在職中は、思い立ったが吉日を地で行く、すばやい行動力が持ち味。それは早期退職し、農業への道に進んだ時も発揮された。市の基幹産業である農業を盛り上げ、魅力あるものにすべく、奥さんとともに「まぁずファーム」を設立。職業が変わっても、「とにかく香取市を良くしたい」との思いは、今も昔も変わらない。

林浩之|権兵弥のハム・大権農場

平成元年に先代が設立した工房「権兵弥のハム」と昭和 37 年創業の養豚農場「大権農場」の代表を務める。手がける加工品は、オランダやドイツのコンクールで多数の受賞歴を誇る。

郷土を愛することから生まれる

原動力は郷土愛。高齢化が進む農業を、若者の就職先となるよう、モデルケースを自ら体現している。2020 年より「まぁずファーム」から「清里ファーム」へ籍を移し、農業を次世代へ継承するための社会保障制度の充実や、高齢者の働く場所を作るための 6 次化産業の取り組みを開始した。元行政マンという経験を活かし、現場の状況を市へ提言し、問題解決に挑む。(斎藤さん)

独自の飼料と創業からのレシピ

育てる豚には独自の自家配合飼料を与える。飼料作りの思い入れは、複数の養豚業者とともに飼料配合工場を設立したほど。また、香取市産の米を飼料にした豚も育てるなど、ブランド化に向けて研究している。創業からのレシピを守り続け、添加物に頼らない、肉そのものの味を食べてもらいたい。(林さん)

ちば香取のすぐれものは
香取市内の道の駅にてご購入いただけます。