あやめマルシェ

産官学連携による、香取市産農作物や特産品の販売プロジェクト。
明治大学と昭和女子大学の学生が、香取市の耕作放棄地を活用して、農家の方の力を借りながら野菜を生産。農業を視点とした地域活性化を目的に、香取市の魅力を発信し続ける。2019 年 6 月より、毎週土日(不定休)にさわら町屋館での販売をスタート。同時に、三軒茶屋駅前でも週に一回開催し、人気を博す。
コロナ禍において難しくなった対面販売や都市と地方の距離を埋めるべく、Social Store を 2020 年 6 月にオープンし、逆風に負けず取り組んでいる。

岡田天太|明治大学大学院

明治大学三年次、クラウドファンディングを活用し農業の会社を設立。四年次にあやめマルシェを立ち上げ、大学院一年の現在、学業の傍ら、都内と香取市を行き来し、骨を埋める覚悟で地域活性化に尽力する。学生ならではの思考と行動力は、香取市活性化に大きな影響を与えてくれる。そして物腰柔らかな人柄は、子供から大人まで親しみやすく、地元農家さんからの信頼も厚い。

僕たちは代弁者

農家さんは、野菜作りのプロ。美味しく、安全なものを食べてもらいたい。作り手さんは、それぞれの思いをこめて作っているのに、そういった思いがなかなか伝わらずにいる。また、消費者側のニーズも同じで、そのマッチングがうまくいっていない。生産者と消費者のお互いの距離を近づけるために、相互の代弁者の役割を果たすのがあやめマルシェということだ。

ストーリーを伝えることの大切さ

野菜ひとつひとつにはそれぞれのストーリーがあり、伝えることで消費者の方に生産者の方を知ってもらう。魅力を知れば愛着もわき、継続的な購入などにつながる。マルシェは、顔が見えて直接物語を話せるのが強みだ。これからは販売だけではなく、香取ブランドの確立や子供たちへの食育など、農業を通した地域活性の仕組みづくりをしていこうと日々模索している。

ちば香取のすぐれものは
香取市内の道の駅にてご購入いただけます。