寝た芋

一口食べれば、その濃厚な甘みのとりこになること間違いなし。自社栽培のさつまいも、紅はるかを100日以上低温貯蔵し、甘みを熟成。“寝た”芋の由来となる、この貯蔵こそが芋の甘みを引き出す秘密である。ゆっくりたっぷり寝かせた芋は、オリジナルで開発した焼成器で焼き上げられる。寝かせて焼いただけの芋の中には、計算された技術の粋が詰まっている。

篠塚佳典|(株)芝山農園

平成24年、実家の農園を継いで独立。300年以上続く農家の次男として生まれ、子供のころから農業に携わる。幼少の頃より親しんだ農業の魅力、可能性を感じ、自身のアイディアを実現すべく、オモシロ農業を実践する。農業を通して、みんなが笑顔になることを強く願っている。

関わる人皆で成功しよう

人が困っていたら、誰よりも早く手を差し伸べる。後進を育てるのに、惜しみないアドバイスを与える。そんなことを苦も無く、当たり前のようにできるのは、「地域に貢献する」という強い思いから。
生粋の農家の息子でありながら、「野菜はヒーロー」という従来の農家では考えられない発想も持ち合わせ、未来を見据えた農業の在り方を模索する。

五つの星が集まって完成

・生産 ・貯蔵 ・焼成 ・デザイン ・店舗 この五つの星がすべて揃って“寝た芋”が商品として成立するという。どの星にも手を抜かずに作られた“寝た芋”は、1008産品の中からフード・アクション・ニッポン・アワード2016のグランプリにも選ばれている。(株)芝山農園で初めて開発された商品であり、看板の一品だ。五つの星はまさに、6次産業を体現しており、生産から消費者に届くまでの一貫体制を整えている。

ちば香取のすぐれものは
香取市内の道の駅にてご購入いただけます。