香取市のおいも

千葉県のサツマイモ産出量は鹿児島県、茨城県についで全国で3位となっています。特に首都圏向けの青果用として、市場関係者から高い評価を受けています。
香取市の畑作地の土壌は関東ローム層という火山灰土壌で、サツマイモの栽培に適していることから、古くからサツマイモの産地として京浜市場などへ出荷しています。香取市で採れるサツマイモは「ベニアズマ」をはじめ、「べにはるか」「べにこまち」など品種も多彩です。

香取のおすすめサツマイモ

ベニアズマ

鮮やかな黄金色と豊かな風味。
そして、口の中いっぱいに広がる甘みと、ホクホクとした食感。
ベニアズマは全国有数の大産地である香取市を代表するサツマイモです。

べにはるか

秋には肉質がホクホクしていますが、12月頃になると「ねっとり」とした食感へと変化し、甘さもどんどん増していきます。 甘さを増すため、収穫してから30日以上貯蔵したものだけを出荷しており、冷えてもおいしいサツマイモです。
ちょっとしたデザートとしてご賞味ください。

ベニコマチ

繊維が少なく、上品な甘みで「サツマイモの女王」と呼ばれています。
かつては全国的に生産されていましたが、今は作付が少なくなり、幻の品種とも言われます。 香取市では栗源地域の特産品として作られており、その上品さからお菓子等の加工向けにも人気のあるサツマイモです。

アヤコマチ

肉質がオレンジ色の珍しい品種です。カロテンを多く含むため、加熱するとオレンジ色がさらに濃くなるのが特徴。
焼いたり、蒸したり、サラダやお菓子にしたりと、きれいなオレンジ色であることから、いろいろな楽しみ方ができるサツマイモです。

パープルスイートロード

色鮮やかな紫イモ。アントシアニンを多く含むうえ、そのホクホクとした食感と甘味が特徴です。アヤコマチとともに、機能性食品として注目が集まっています。


サツマイモの豆知識

おいしいサツマイモの選び方

  • ずんぐり、ふっくらした太めのもの
  • やや固く、しまっているもの
  • 両端が傷んでいないもの
  • 表面の紅色がきれいで、ハリとツヤがあるもの
  • 傷や黒い斑点がないもの

美味しいサツマイモを見つけてね!

上手な保存方法

サツマイモは寒さに弱いので、冷蔵庫での保存は厳禁です。
新聞にくるんで常温で保存しましょう。


サツマイモの植え付けから出荷まで

[1] 植え付けは4月中旬から6月上旬まで。マルチングしたベットに苗を手作業で移植します。マルチングは地温を上げることと雑草防止のために行います。初夏の日差しをいっぱい浴びて、つるをどんどん伸ばします。

[2] 収穫は8月中旬から始まり10月末まで。つるを刈って、マルチングをはがします。トラクターのすきで掘り上げ、1株1株丁寧に抜き取ります。抜き取りまでの一連作業を行う収獲機も導入されています。

[3] 傷がつかないようにコンテナボックスに入れて運搬。粗選別して低温貯蔵します。じっくりと低温貯蔵して甘味が乗った後に洗浄・乾燥させ、選別します。丁寧にダンボール箱に入れられ出荷されます。

[4] 市場出荷されるもの、直売所などで販売されるものがあります。


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香取市産の新鮮で美味しい農産物を多く皆さんに食べてもらいたい。そんな生産者団体や直売所が集まり、香取市の「大地の恵み」を皆さんにお届けするための活動をしています。 協議会は、次のメンバーで構成しています。

・香取市 
・かとり農業協同組合
・道の駅水の郷さわら
・道の駅くりもと紅小町の郷
・道の駅水の郷さわら出荷者協議会
・栗源観光農業協会

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